「リバウンド」という言葉は過去20年私を悩ましていました。
社会人になり増え続ける体重。
食事制限や運動、様々な手法を実践し減量に成功。
しかし気付くと元々の体重より増えてしまう。
「何故?」とショックを受ける日々。
もういいや!とやけ食いをしさらに増量。
反省してまた減量に取り組む。
そして結果また増量してしまう。
この無限ループで私は174㌢66㌔の「標準体重」から20年というワイン並みの熟成期間で88㌔まで増量しました。
しかしながら現在は68㌔近辺を定位置とし、
1年以上リバウンド無しで維持出来ています。
リバウンドの原因を知り、正しい知識で減量に取り組んだ結果です。
過去の奮闘記録はこちらから
今回は「リバウンド」や「停滞期」という言葉に反応してしまう方へ向け、
真の理由について知り、心が折れなくなればと思い記事にしています。
痩せる手法より太る原因を知る
世間には痩せる手法の情報は多数あります。
糖質制限やプチ断食、有酸素運動や筋トレ。
費用のかかる手法から全くかからない物まで、多種多様な手法があり、どれが正しく効果があるのか悩ませます。
結論としては自身の生活スタイルに合う手法の選択で大丈夫です。
但し継続出来る手法を選ぶことが重要です。
継続出来ないと元の体重に戻ってしまいます。
では太る原因についてはどうでしょうか?
「食べ過ぎ」「飲み過ぎ」
「運動不足」「ストレス」
色々とありますが、1番お馴染みは「カロリー」ではないですか?
「総カロリー摂取量」ー「消費カロリー」
この差がプラスになれば体重が増える。私も長らくこのように考えていました。
カロリー制限は意味がない
「総カロリー摂取量」ー「消費カロリー」
この数値が「イコール」なら体重は増えないのか?
カロリーを制限すれば体重は増えないのか?
問題は単純ではないです。もしそうなら「糖質制限」の理屈がおかしくなります。
糖質で摂取するカロリーと、野菜で摂取するカロリーが同じなら太らないことになります。
でも糖質制限で痩せることは世間的に認知されています。
つまりカロリーは体重が増える要因ですが、全てではないのです。
カロリーについては過去記事を参照下さい。
減量途中に訪れる体重変化の鈍化
「カロリー制限」や「運動」で始めは順調に体重が減っていきます。
しかし途中で減少スピードが落ちる時期が来ます。
これが「停滞期」と言われる時期です。
この停滞期との向き合い方でリバウンドするかが決まります。
ではこの停滞期はなぜ発生するのでしょうか。
自分自身の体が体重を調整している
停滞期は身体が自然に行なっています。
カロリー制限を行うと最初は順調に体重が減少しますが、このペースで減少していくと体重が減りすぎて大変なことになります。
そこで体はある調整を行います。
カロリー制限で減った総カロリー摂取量に消費カロリーを調整するのです。
これが停滞期が発生する原因です。
例を挙げると
1日の消費カロリー2000キロカロリーの人が、総摂取カロリーを1500キロカロリーにした場合、
最初は順調に体重が減りますが、異変に気付いた体が消費カロリーを1500キロカロリー以下に調整します。
この身体のシステムが発動することで、体重の減少が一旦ストップします。
しかも厄介なことがあります。
カロリー制限を終了して総摂取カロリーが元に戻っても、身体が調整した消費カロリーはすぐには元に戻らないのです。
これが元の体重以上に増えるメカニズムです。
運動ではこの逆の現象が起きています。
こちらもお読み下さい。
体重が減っても増えても元に戻る理由
ところでこんな経験はないでしょうか?
一度減った体重が数日で元の体重に戻る
暴飲暴食で増えた体重が数日で元の体重に戻る
実はこの現象の理由こそが今回お伝えしたい内容です。
ダイエット期間中に「チートデイ」があり、たまには普段控えている物を食べてよいのは、この現象が起こることを経験上知っているからです。
これには「適正体重」が関係しています。
適正体重と聞いて「何それ?」と思う人がほとんどではないでしょうか。
実は私もその1人でした。
標準体重は身長に対しての基準値です。
ここでは詳しい算出方法は省略しますが、
身長(メートル)✖️身長(メートル)✖️22で求められます。
私の身長174㌢なら1.74✖️1.74✖️22=66.6キロとなります。
では適正体重とはどのように求めるのでしょうか?
これは私達の意思とは関係なく、身体が勝手に行なっています。
私は社会人になった時は66㌔の完全な標準体重でした。
しかし不規則な生活と食事が続き、徐々に体重が増えていきました。
1年で1㌔から1.5㌔ペースです。
この少しずつ増えていく状態が適正体重の特徴です。
最初は体重が増えても元に戻そうと身体が調整しますが、継続して増える状況が続くと今度は身体が適性体重の値を変更するのです。
つまり食べ過ぎはよくないですが、それ以上にその状態が継続されることが体重増加の要因なのです。
良い習慣も悪い習慣も継続すれば結果は付いてきます。
「停滞期」はチャンスと考える
停滞期は適正体重が変化する前兆なのです。
ここで諦めると適正体重は増加します。
継続して自身に合ったダイエット手法を行えば適正体重は減少します。
体は私達の努力に正直に答えを出してくれます。
つまり停滞期が来たということは、適正体重の値が変化するチャンスなのです。
この適正体重を変化させる手法が私が実践している
「ハイブリッド手法」です。
適正体重の値を変化させる具体的な手法については今後記事にしていきます。
少しだけ紹介しますが、私は「適正体重」の性質を理解しているので、仕事が休みの日は暴飲暴食的なことはたまに行います。
でないと我慢ばかりでは継続することは出来ないです。
緑が体重青が体脂肪です。1ヶ月で増減幅は大きいですが最終的には68㌔に落ち着いています。
リバウンドの仕組みを知り、適正体重を理解し、停滞期と仲良く付き合うことで、好きな物を食べても元に戻ってくれるのです。
まとめ
「リバウンド」の理由が分かれば、対策を考えることも出来ます。
正しい知識の実践で、かつての私のような無駄な努力や出費はしてほしくないです。
現在の私の体重68㌔は「標準体重」66㌔より2㌔多いです。
見方を変えると、長い「停滞期」です。
「適正体重」が68㌔付近に設定されているのです。
私は現在も実践している「ハイブリッド手法」で20㌔減量に成功しました。
ここから標準体重を目指す予定は特にありません。
何故なら見た目の若々しさと、動ける肉体を取り戻したからです。
ここからは継続することが困難な内容に取り組まなければ、
数値の変化は無いと過去の失敗から知識として知っているからです。
「継続出来ないことは最初からしない」
ハイブリッド手法の原点でもあります。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
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