ダイエット中ってかつ丼は悪魔の食べ物と思ってませんか?
サラリーマンにとって「かつや」のかつ丼はコスパ抜群ですが、その反面カロリーが高く、脂質や糖質が多く牛丼・ラーメン・かつ丼は肥満への3大パスポートの勢いがあります。
特にカロリー制限や、糖質制限ダイエットを行ってる人にとっては、どんなに安くて美味しくてもかつ丼だけは『食べちゃダメ』と、親の遺言のような魔法がかかっています。
かつて太り散らかしたていた時代は、「そんなの関係ねえ!!」というか知らずに食べてましたね。まさにわんぱく中年です。
でもたまには厚切りのカツとご飯のコラボを楽しみたくないですか?
かつやの看板を発見して堂々と入店したくないですか?
この記事はそんなあなたに向けて、背徳感を味わいながら罪悪感を与えないかつ丼の『太りにくい食べ方』についての記事です。
この方法の基本的な考え方を知れば、他の食事にも応用出来ます。
どんなダイエット手法を選択しても、絶対に変わらない真実があります。
「食べ過ぎは太る」
これは真実ですので注意して下さい。
かつやに入る前に
まずはかつやに入る前に儀式として水を飲みましょう。
30分位前に500ml程度飲んで欲しいですが、無理な場合は直前でも、コップ一杯でも構いません。
食べる前に水を飲んで下さい。
血液が希釈され、食後血糖値の上昇を抑制するとされています。食事中ではなく食前、できれば30分前に一定量の水分をとることで効果が期待できます。
そして注意点
食事中は水分をがぶ飲みしないで下さい
食事中に水分をたくさんとると、食べた栄養分が胃から腸に到達するスピードが速くなり、食後血糖値が上がりやすくなる可能性があります。水分自体は食事からもとれるので、食事前に水分をとりましょう。
かつやの商品ならなんでもよいのか
この記事はダイエット中にかつやに来店することを推奨するものではないです。
本来なら定食を食べることで、後で説明する「べジファースト」や「ソイファースト」を実現できますが、甘辛いタレの染みたご飯を食べたくないですか?
かつ丼という丼でしか味わえないあの背徳感がないと、ストレスがたまる人もいるのではないでしょうか?
なのでストレスをためないように、たまの息抜きに食べる為の「太りにくい食べ方」です。
ストレスがたまりストレスホルモンであるコルチゾールの影響で、理性の壁が崩壊して暴飲暴食モードに入るのを防ぐことが重要です。
なので通常のかつ丼梅を推奨します。
ストレスホルモンについてはここでは深く説明しませんが、太る要因の大半はこのホルモンがトリガーになってます。
ここでかつ丼梅の栄養分の紹介です。カロリーはなんと衝撃の1,000kcal超えです!!
ちなみにすき家の牛丼並盛の栄養分は以下です。
カロリー733kcal
たんぱく質22.9g
脂質25g
炭水化物104.1g
牛丼と比較しても圧倒的な破壊力ですね。
すべてにおいて牛丼並盛を凌駕してますが、よく見ると炭水化物はさほど差がないですね。
これはご飯の量が並盛だとチェーン店ではほぼ大差ないからです。
炭水化物は糖質+食物繊維の組み合わせです。実際は9割以上は糖質です。
この糖質の過剰摂取が太る大きな要因なのです。
なので糖質制限ダイエットが流行するのです。
理由については後ほど説明しますが、「太りにくい食べ方」はこの糖質との付き合いかたのテクニックなのです。
かつ丼梅の太りにくい食べ方
さていよいよ本題です。
ここでのキーワードは
『ソイファースト』『べジファースト』『カーボラスト』『レジスタントスターチ』『インスリン』です。
追加で注文する商品
「Aセット(とん汁小・サラダセット)と温泉卵」を注文して下さい。
※場合によっては温泉卵はなしでもOK
Aセットプラス温泉卵のカロリーは197kcalです。
※温泉卵を抜くと106kcalです。
カロリーが増えるじゃないか?と思われる方も多いと思います。
実は太る原因はインスリンの大量分泌なのです。
インスリンについてはここでは詳しく説明しませんが、糖質制限ダイエットの根本はこのインスリン対策です。
余談ではありますが、かつやは公式サイトにカロリー表示はありません。
以前はあったのですが1番低カロリー商品でも1,000kcalを超えているので、公表を辞めたのではないでしょうか。
このことからもカロリーバランス理論が根強いことが分かりますね。
追加注文の効果は?
キーワードに関連して食べる順番とともに説明します。
まずはとん汁を飲んで『ソイファースト』次にサラダを食べて『べジファースト』です。
これは胃を食物繊維でコーティングして、のちに来る糖質の吸収を抑える準備を整えます。
しかもかつやのサラダはオンザわかめです。わかめの食物繊維はポテンシャルが高いのです。
大手チェーンでこの価格でわかめサラダはないので貴重ですね。
温泉卵にはまだ手を付けません。厚切りのカツを先に食べてたんぱく質と脂質を摂取しましょう。
この時カツを全て食べるのがよいですが、カツとご飯を一緒に食べたいオンザライスの意味がないとストレスが溜まる人は、数切れ残しても構いません。
ただしここでのポイントは出来る限りゆっくり食べることです。
迫るくる糖質との闘い『カーボラスト』のため力を溜めます。
ここでいよいよ温泉卵の登場です。
最後はTKGもどき(温泉卵かけご飯)『レジスタントスターチ』として食べるのです。
かつ丼に卵使うのに生卵を販売してないのと疑問ありませんか?
実は私の妻はかつやで働いているので聞いてみたのですが、変更も出来ないようです。
あくまでも想像ですが、原価的に看板商品であるかつ丼のかつを閉じる生卵が高いのではないかと思っています。
生卵トッピングの疑問はありますが、これで総摂取カロリーが増えたにも関わらず、糖質摂取によるインスリン分泌を通常の約半分に抑えられるのです。
つまり食べる量が増えたのに太りにくいのです。
米を食べたい人にはこちらの食べ方が満足度を下げずに背徳感を味わえます。
ではなぜこのような食べ方が有効なのでしょうか
カロリーバランスモデルが完璧ではない理由がここにあるのです。
炭水化物(糖質)は脂質やタンパク質と一緒に摂取することで、インスリンの分泌がマイルドになるのです。
血糖値の上昇をマイルドにする働きがある、「脂質」や「タンパク質」の摂取まで抑えることで、逆に血糖値が上がりやすい状況を作りだしてしまうのです。
くどいようですが、太る原因はインスリンの過剰分泌なのです。
レジスタントスターチとは
食べ方の順番でソイファーストやべジファーストを実施して、脂質やタンパク質を糖質と一緒に食べることでインスリンの分泌がマイルドになると説明しました。
しかしレジスタントスターチはTKGのことではありません。TKGはタンパク質と糖質を一緒に食べるためです。
レジスタントスターチとは
炭水化物に含まれる「でんぷん」の一種です。
通常のでんぷんは食べると小腸で消化吸収されます。
しかしレジスタントスターチは、小腸で吸収されずに大腸までたどり着きます。
つまり「消化されにくい」(レジスタント)、「でんぷん」(スターチ)という意味で、「難消化性でんぷん」と呼ばれています。
またレジスタントスターチはでんぷん(糖質)でありながら、食物繊維の役割を果たしているのです。
ではなぜ消化されにくいことが良いのでしょうか。
腸内細菌を腸のすみずみまで運ぶことができるからです。
つまり腸活になり排便を促すのです。
糖質制限ダイエットはよく便秘になると言われるのは、炭水化物を避けることで食物繊維の摂取が極端に少なくなるからです。
レジスタントスターチが太りにくい理由
腸活によい事が分かりましたが、ここでなぜレジスタントスターチが太りにくいかについてです。
カロリーが普通のでんぷんの2分の1なのです。
通常のでんぷんは1g4 kaclですが、レジスタントスターチは1g2kcalなのです。
これはつまり
通常の量を食べても半分しか食べてないと同様の効果があるのです。
これが太りにくい食べ方最大の効果です。
当たり前ですが、食べ過ぎると意味はないので効果を過信しないで下さい。
簡単に言うと糖質の体への影響を半分にする効果があるのです。
インスリンの分泌を抑えられてもご飯を大盛にしたら意味ありません。小盛にしろとも言いませんが並盛一択です。
レジスタントスターチの効果を上げるには
ご飯を冷ますだけです。
冷めても美味しいと評判のお米です
どうどう第1位のななつぼし
第2位のゆめぴりか
第3位は王道のあきたこまちです。
まとめ
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ともに老化に抗いましょう!!
あやはる|1年で20㎏減量して老化に抗う人(@ayahalu1515)さん / Twitter
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