いつから肥満だっただろう?
この質問に対してどう答えますか?
学生時代は痩せてたが社会人になってから…。
40代になってからお腹が出てきて…。
出産後体重が元に戻らなくて…。
運動をやめてから…。
でも中にはこのような方いませんか?
小さな頃から肥満で現在まで続いている…。
実は私もこの答えに近い状態でした。
でも諦めないで下さい。
私は40代になってからでも88㌔から68㌔の減量に成功して現在も維持しています。
しかも減量期間は約1年です。
今回は私の体験からなぜ幼少期からの肥満は大人になっても減量しにくいのか?
その原因と対策についての記事です。
原因を知れば良い対策が見つかります。
私の肥満歴史
幼児は丸いお腹してますね。
いわゆる幼児体型です。
これは内蔵脂肪なのです。成長とともに内蔵脂肪が少なくなり、大人の体型になっていきます。
通常はそうなのですが私の場合は違いました。
小学校3年生までは太っていた
親が朝早く出勤することもあり、朝食がスナックパンやうどん、シリアルといった手軽に調理出来て、簡単に食べれる加工食品が多かったです。
また当時はあまり外で遊ぶタイプではなかったので、家で本を読んでいることが多く、あまり運動もしてなかったです。
この朝食の摂取が肥満の入り口でもありました。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
小学校低学年時代はクラスでも太っていたことを覚えています。
スポーツとの出会い
太っていても特に気にすることはなく、日々の生活を過ごしていましたが、
ある時スポーツと出会いました。
それはサッカーです。
地域にフットボールクラブが出来ることになり、チラシをもらったことがきっかけでした。
特に興味がなかったのですが、友達も参加するので一緒にクラブに入団しました。
田舎でしたが当時の監督が熱心に指導をして下さいました。
私が始めた小学校4年生時はチームが出来たばかりということもあり、試合はほとんど勝てませんでしたし、試合に出ることもありませんでした。
5年生の頃から試合に出るようになり、
楽しさを知り高校までサッカーを続けました。
サッカーを始めて肥満も改善されましたが、
基本的な食生活は変わっておらず
太りやすい体質を激しい運動と成長期でカモフラージュ出来ていたようです。
痩せてはいませんでしたが筋肉質な体型を維持していました。
スポーツとの別れ
高校でサッカーを辞めましたが、卒業後上京し
アルバイトを始めました。
住み込みでの新聞配達です。学費や生活費を稼ぐ為に朝夕刊配達し集金も行っていました。
3時に起きて朝刊を配達してから学校へ行き、
授業が終わって夕刊配達。月末近辺は集金と忙しい生活を過ごしていました。
食生活はインスタント食品やコンビニ弁当が多かったです。
社会人になる頃はまだ174㎝66㌔の標準体重を維持していました。
今思えば新聞配達のアルバイトがかなりの運動になっていたのでしょう。
ここでも太りやすい体質を、運動と若さからの
基礎代謝の高さでカバーしていました。
社会人になってからは運動習慣はなくなり、年々体重は増加していきました。
20年というワイン並の熟成期間で、66㌔から88㌔と20㌔増量し深みのある肥満になりました。
幼少期からの肥満はなぜ改善が難しいのか
私は社会人になってから太ったのではなく、
幼少期からの肥満が激しい運動で隠れていたのです。
実際受験勉強で部活動を引退した際には、
3㌔から5㌔程度はすぐに増えました。
そしてまた運動が再開され減量していく学生生活だったのです。
運動という壁がなくなった途端肥満を止める手段がなくなったのです。
原因は幼少期からの食生活
私は幼少期加工食品を毎日摂取していました。
習慣となり食べないと落ち着かない状態です。
甘い菓子パンやコンビニのおにぎり、インスタントラーメン等が学生時代の主食でした。
今なら理解出来るのですが、この食生活が長期間継続したことが原因でした。
犯人は『インスリン』
甘い菓子パンやお菓子等の加工食品は多くの糖質を含んでいます。この糖質の摂取が増えることで分泌されるホルモン
『インスリン』
が肥満を増長した犯人なのです。
糖質とインスリンの関係についてはこちら
つまり私の体は幼少期からの食事でインスリンの分泌が多く、それが長期間続いていたのです。
そして長期間インスリンが分泌される状態が続くと、体が耐性を持つのです。
これがインスリン抵抗性です。
『インスリン抵抗性』とは
花粉症や便秘等で薬を服用される方の中でこのような経験ありませんか?
薬の効き目が落ちたな…
この症状は薬の継続的な服用に対して体が耐性を持つからです。
最近コロナの変異株が猛威を振るっていますが、これはウィルスが体内の免疫細胞等の攻撃に対して耐性を持つことで発生します。
インスリンも同様な症状が発生します。
常時糖質の多い食べ物を摂取すると、インスリンが分泌され続けます。
すると今まで効き目のあったインスリンの量では血糖値が下がらなくなります。
すると体はさらに大量のインスリンを分泌します。この負のスパイラルがインスリン抵抗性です。
幼少期は自分で食べる物は決められない
幼少期の食事は選択出来ない。
これが自分の意志とは関係なく肥満になり、
インスリン抵抗性を持ち続ける原因です。
小さな頃から朝食にシリアル、
おやつにチョコレート、外食はファーストフード
幼少期からの習慣は成長しても続きます。
味覚もその傾向はあります。
『おふくろの味』はその典型です。
牛丼に吉野家派とすき家派がいるのは、最初の食べた感動と味の記憶で左右されるからです。
つまり幼少期に与えられた食事条件で、
インスリン抵抗性を持った肥満になるのです。
対策はないの?
インスリン抵抗性の改善は難しいです。
なぜなら糖質の多い食事を普通に戻しても、インスリンの分泌量は高いままの状態が続くのです。
これが私達を悩ませる
幼少期からの肥満が改善しない原因なのです。
では私はどのようにして40代で1年で20㌔の減量に成功し、今も維持しているのでしょうか。
それは肥満ホルモンについて正しい知識を手に入れ実践したからです。
それはホルモンの働きに着目した
『ハイブリッド手法』です。
肥満ホルモンについての正しい知識はこちら
まとめ
確かにここ数年で増量した人と、幼少期から肥満の人では痩せる為のエネルギーが違います。
でも不可能ではないのです。
事実私は過去幾度の減量に失敗しても、
正しい手法を編み出し克服しています。
維持も出来ていて、日々を快適に過ごしています。
維持出来ているモチベーションは、
『あの頃に戻りたくいない』
この思いです。
過去痩せていた方にはこちらの言葉を
モチベーションにして頂きたいです。
『あの頃に戻りたい』
ここまでお読み頂きありがとうございます。
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あやはる|1年で20㎏減量して老化に抗った人(@ayahalu1515)さん / Twitter
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