皆さんは朝食を食べていますか?
実は私は朝食を食べません。
飲食業界で働いていますが、現在コロナ関係で深夜営業を短縮している
ところがほとんどです。
実際私の職場もほとんどの店舗が深夜営業を時短しています。
でもそれでは企業の収益確保になりません。
そこで朝食営業を開始する企業が増えました。
キャッチコピーは、「エネルギーチャージ!!」
のような文言が多いですね。
たしかにエネルギーのチャージは必要です。
生命活動が始まる朝に補充することは、理にかなっているように思えます。
でも普段朝食で口にしている物が、
本来必要のない物だったらどうでしょう。
この記事は朝食を食べたほうがよい人、食べなくてもよい人、
そしてその理由についてです。マーケティングの闇も記載してます。
私たちの祖先は朝食を食べれなかった
人類の歴史の中で一般人が朝食を食べるようになったのは、
ここ数100年です。
祖先の時代から考えるとほんの一瞬です。
つまり朝食を食べないで過ごしていた期間の方が
圧倒的に長いのです。
正確に言うと食べなかったではなく、食べれなかったのです。
詳しくは過去記事をご覧下さい。
いつから朝食を食べるようになったか
狩猟で生き延びてきた祖先は、
農耕を覚え安定して食料を確保出来るようにはなったが、
異常気象や災害等もあり常に飢えと戦ってきました。
なので今のように1日3回食べることはなかったのです。
朝から労働をして、その後食事を摂りまた労働。
つまりほとんどの一般人は昼、夜の1日2食生活だったのです。
バレンタイデー、ホワイトデーと同じ理由
朝食を食べるようになったのは、
発明王エジソンの存在が大きいと言われています。
「トースター」の発明に成功し、
それを販売するためにメーカーがキャンペーンを行う。
その際マーケティングとして、食事回数を増やせば売れると考えました。
朝食としてトーストを食べることで、トースター販売につなげる戦略を採用したのです。
当時もこのようなキャッチコピーが流行しました。
「朝食でエネルギーチャージしよう」
このような過程で一般人には本来なかった朝食という文化が広まったのです。
つまり日本の「バレンタインデー」と同じ理由なのです。
諸説ありますが、商業目的でこの日にチョコを贈ろう❗️から始まっています。
そしてもらったらお返しが必要となりました。
そこで「ホワイトデー」キャンペーンも始まり、
文化として根付きました
余談ですが、土用の丑の日も同じような理由です。
うなぎの旬は秋から冬です。
消費が落ちる夏場と、体力が低下する夏バテ対策として
栄養価の高いうなぎを食べて元気になろうというキャンペーンです。
いずれにせよアメリカ文化を強く受ける日本は、
戦後の高度経済成長で先進国の仲間入りを果たし、
どの家庭でも朝食を食べれる文化となったのです。
朝食を食べたほうがよい人
今では考えられませんが、日本もかつては栄養失調の子供が多かったのです。
成長に必要な栄養が充分摂れず、欧米人と比較して体型に大きな差がありました。
つまり成長過程の子供には朝食は必要です。
また規則正しい生活をしていて、早い時間に夕食を摂る人も必要です。
朝食は英語で「breakfast」です。
直訳でbreakは「壊す」「破る」です。fastは「早い」です。
これでは意味が分かりませんが、fastの名詞での意味には「断食」があります。
つまり「断食を壊す」、断食をやめ食事を摂るという意味です。
断食の効果については今後記事にしていきますが、
断食のことを「fasting」と表記しますね。
規則正しい生活をしていて、夕食から朝食までの時間が長い人は朝食を摂る必要があるのです。
つまり私のように不規則な生活で、深夜に帰宅し夜遅くに食事を摂り、
睡眠時間も短い人は、朝食を摂る必要はないのです。
朝食に避けるべき食品
精製された炭水化物が代表として挙げられます。
具体的にはコーンフレーク等のシリアルです。
朝の忙しい時間にさっと食べれて消化も良い、牛乳と合わせると栄養価も高い。
何がいけないの?と思われるかもしれません。
コーンフレークは甘くて非常に食べやすく加工されています。
牛乳と一緒に食べることを想定しているから甘く作られています。
この甘味が「果糖ぶどう糖液糖」です。
「糖」が3つも名前に入っていかにも甘そうですが、
実はこの物質はアメリカで大量にとうもろこしが余り、
その処分方法としてできた産物なので
一見リサイクル的な手法で問題なさそうですが、この果糖ぶどう糖液糖によりアメリカは世界で1番の肥満大国となり、その影響が日本にも及んでいるのです。
コーンフレークと牛乳の組み合わせは消化がよいです。
つまり吸収が早いのです。
朝の空腹な時間に吸収がよく血糖値を上げる食事は、
わざわざ肥満になろうとしていることと同じなのです。
血糖値については過去記事をご覧下さい。
「至福点」の発見が肥満を増長した
しかも果糖ぶどう糖液糖は安く加工出来るので利益を上乗せし易いのです。
これを世界一のビジネス大国アメリカ企業が、
成長の為に活用しないはずがありません。
研究を重ね脳が1番喜ぶ甘味バランスを発見したのです。
これが「至福点」です。脳が欲するバランスなのです。
いわゆる中毒と同じ症状が起きています。
この至福点の考え方は各メーカー共通の認識となり、
いかに中毒性を向上させるかの競争となりました。
当然日本でも同様なことが起こります。
報道されない理由、規制されない理由
国の財政は税金でまかなわれています。
私たちは給与から毎月源泉徴収という形で天引きされています。
また消費税も税金です。日々の買い物で都度支払っています。
それは企業も同じなのです。
企業も儲かれば税金を徴収されます。
企業は売上を上げる為に様々な努力をします。食品メーカーはこぞって至福点を意識した商品を開発し、中毒性を上げようとします。
またテレビや新聞やネット等を活用し、必死に販売促進を行います。
肥満になるのはその人の意識が弱く、原因になる食品を食べるからと言われます。
確かにそれも要因ですが、至福点を意識した食品を積極的に販売する企業が責められることはありません。
それは何故か?
国に多額の税金を納めているからです。
国としては規制をすると税収が減る。そこで論点をすり替えるのです。
脂肪の摂りすぎがいけない、総摂取カロリーを抑えなさい等です。
「朝食を摂らなくてよい人がいる。」
「コーンフレークは食べ過ぎに注意。」
このような注意喚起はしないのです。というよりは出来ないのです。
この事についてはマスコミ等の報道関係も黙認です。
芸能人の不倫問題等は大々的に取り上げますが、
食品の闇についてはほとんど報道されません。
これは広告収入が関係しています。
テレビ局や新聞雑誌はスポンサーの広告収入で成り立っています。
スポンサーを怒らすような報道は出来ないのです。
以前コンビニエンスストアの24時間365日営業について問題になりましたが、今では聞かなくなりました。
大手コンビニを敵には出来ない大人の事情があるのです。
これらが報道されない、規制もされない真の理由なのです。
企業の利益が優先される
アメリカでも日本でも政府が黙認している理由はやはり税収です。
特に日本は、2050年には高齢者を現役世代1.2人で支えることになるのに、税収が足りないと言われています。
老後2,000万問題等が思い浮かびますが、そのような問題がある中、企業の収益源を規制することは出来ないのです。
つまり国の税収の為に、肥満増加対策よりも企業利益を優先しているのです。
まとめ
成長の止まった大人で不規則な生活をしている人は、
無理に朝食を摂る必要はないのです。
おそらく今後も国は正しい情報は流してくれません。
正しい知識を身に付け、自身で危機管理をしなくていけないのです。
正しい研究結果が闇に葬られる。
ネットの発達してない昔は、このようなことが頻繁にありました。
現在は現役のお医者さん等が、書籍で正しい知識の発信もしています。
自分の身は自分で守る時代となっています。
肥満が増えたのは一種の企業公害。訴訟大国アメリカでは、太った原因は太る食材を販売している会社が悪いと、日本では考えられないレベルの苦情が多数あります。
実際に米国マクドナルドは訴訟を起こされています。
結果はマクドナルドの勝訴ですが、肥満問題に一石を投じました。
それでも国は特に規制はしてません。
税収が下がるからです。
本当に朝食が必要か?考えてみてはいかがでしょうか。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
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あやはる|1年で20㎏減量して老化に抗った人(@ayahalu1515)さん / Twitter
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